雲の屑
(2015)
评分:
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音画
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表演
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剧情
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编辑
导演:中村祐太郎
- 制片地区:日本 影乐酷ID:5195860dv
- 语言:日语 上映:2015
简介:めっ子、虐められっ子と対照的な二人が、上京したものの何も得るものがなく、同時期に地元へ帰ってきたところから物語ははじまる。窮屈な片田舎での若者たちのリアルなカーストや彼らの衝動と虚無感を描いた作品 ■スタッフによるコメント 正直、今作を観終わった後、臓器という臓器が凍え、心底不愉快な気持ちになった。 同時に今作こそ地方という名の牢獄であるこの土地で上映しなければと使命感に駆られた。 あの民度の低さ、とても同じ言語能力を持っているようには思えない感じ、既視感しかない。 地元の同窓会に行って、当時行っていたいじめを何も間違ったことをしていない、なんとも思っていない奴らの事を思い出した。地元だけが世界で、未来永劫、地元の力関係を引きずって、自分がコントロールできないと暴力に頼る奴らの愚かさと恐ろしさがこれでもかって位描かれている。個人的な地元の嫌な記憶が蘇った。自分も地元に残って、ああいう風にいい歳こいて地元のヒエラルキー引きずっていたのかと思うとゾッとする。 こういう風に田舎のどうしょうもなさ、閉塞感が神がかって再現されている。和歌山なんてそれの最たるもの。だからこそ、「てめーらがいる場所が絶対ではない」と相対主義者としてそんなメッセージを送りたい。なんならこの映画流して怒られて調度良いぐらい。絶対、和歌山の人は良い気持ちにならないでしょう。でも、一作品ぐらい、こういう心の衝突がないと映画祭なんてやる意味ない。え、僕らは優等生ですか?それぐらいの熱量の高さと底意地の悪さを持ってこの作品をセレクションしたので悪しからず。 監督:中村祐太郎 1990年、東京都大田区出身。多摩美術大学 造形表現学部 映像演劇学科卒業。自身の劇映画作品一作目である『ぽんぽん』(2013)が多数の劇場、映画祭で上映され、続いて『すべてはALL-NIGHT』 『あんこまん』等の意欲作を発表する。東京学生映画祭で2度のグランプリ、MOOSIC LAB 2014で作品賞、男優賞、ミュージシャン賞の三冠を獲得する。 全作品の撮影を自身で行い、松江哲明監督作のミュージックビデオである、スチャダラパー「中庸平凡パンチ」(2015)では、撮影監督を務めた。役者としても、園子温監督作『TOKYO TRIBE』(2014 年)や、SWANNY主催の演劇作品等に出演している。