実録瀬戸内やくざ戦争 伊予路水滸伝

愛媛県、新居浜--- 大阪の組員と思わしき謎の男たちが街を徘徊し始めた。時を同じくして、次々と謎の失踪を遂げる繁華街のホステスたち。不信に感じた剛誠会山浦組若頭・藤村(翔)は、真相を探るべく行動を開始する。その結果、売春組織を足掛かりに四国進出を企む関西連友会の計画を突き止めた。挑発的とも思える縄張り荒らしに怒り心頭の藤村たちは、売春組織のアジトへと乗り込み、関西連友会三宅組舎弟・鎌田(遠藤憲一)の指を詰め、落とし前をつけさせた。これによりこの一件にカタがついたかのように思われたのだが、これは剛誠会VS関西連友会の全面戦争の序章に過ぎなかった…